2011/07/12

88. 坪井

坪井、内坪井、壷川、京町の調査を続けています。地図をつくる。




どんな色眼鏡をかけるのか、鳥瞰レヴェルと俯瞰レヴェルとアイレヴェルの同時性、観察のルールによるある種の抑制。ひとつじゃない、いろんな地図をつくる。空家、空地、農地、路地、緑、川…。地図をつくることでそれぞれが熊本という場所をどう享受していくのか、そんな流れでも。そこからどうするかだな。熊本の歩き方を作ろうって話を坂口さんもしていたし、坪井をクリエイティブシティにしていくための前準備でもあるし。新しい建物をつくるのではなく、人だけを呼ぶことでマチを変えていく計画。看板なんかなくっていいじゃんというスタンスで。近くには坪井遊水池という緑豊かなスペースがあるんです。それに付随するように空農地、耕作放棄地、農園もぽつりぽつり点在していて、モバイルハウスの実験もこの近辺でできるかもしれない。
熊本の中心部は昔の街区や道路がほとんどそのまま面影を残しています。その中でも坪井はL字路、T字路、それらからなる路地の集積のマチ。そのため建て替えが困難な古い住居も多い。昼も夜も仁王さんを抜けると静かで一見住宅街なんだけど、そこに混じってひっそりやってるお店もあったり。西には坂と川、東には電車、北には遊水池と自然、南は中心部。全体的にちょっと力が抜けている感じがいいんです。古町や新町ほどの歴史はないけれど、夏目漱石をはじめとする文化人が集まっていた場所でもあります。なによりぼくは坪井が好き。
歩いて楽しいし、他にも面白いとこあるんですが、長くなりそうなので、、このまちの構成や成り立ちに関しては、東京にいる坪井大臣のあつし殿、よろしく頼みます。とか言ってるうちにまた別のプロジェクトががんがん動いています。ぼくができることは粘ること。アイデアをねれ

1 件のコメント:

  1. エース坪井店2011年7月15日 14:01

    坪井大臣の座、譲ります
    坪井は任せた!!!

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